2013年07月15日

amebloに引越します

 ずいぶんブログをほったらかしにしていますが、阿波狸は一応、生きています。
 それで心機一転のため、「ameblo(http://ameblo.jp/awatanuki0910/)」に引越します(まだ何も書いていませんが)。
 インポートは面倒なのでしません。またブログを削除するのもしのびないものがありますので、「腹ふくるるBlog」は当面、このままほったらかします。ただ、このブログで新しい書き込みは、これが最後です。
新ブログともども、よろしくお願いします。
posted by 阿波狸 at 11:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月09日

年初に感じ入ったこと

 2012年を迎え、感じ入ったことを少しだけ書いておきたい。
 △FC東京、天皇杯初戴冠=「J2勢同士の決勝」という冠(のみ)で語られた感もある、今年のサッカー天皇杯決勝だったが、決勝戦にありがちな1点を争う神経質なゲームではなく、スコアは予想外の4−2、双方合わせて6点も入る、正月特番のようなド派手な結果となった。細かい点を言えば、大味な感も無きにしもあらず、だが、新年から非常に満足させてもらった。FC東京は先制されても焦ることなく、昨年一年で再編し、バランス重視で新たなに作り上げた形をもって、勝つべくして勝ったような印象だが、むしろ若い京都の、成長途上ではあるが、けれんの無い攻めには感じ入るものがあった。特に、10代FWの宮吉と久保はいいものを持っている。この先楽しみな2人であり、大木監督の下で今年、さらなる成長を期待したい。
 △『平清盛』=年末年始に、圧倒的物量の番宣が投じられ、さらに「ポスト・坂の上の雲」としても注目される、今年の大河ドラマだが、昨日の第1話を見る限り、平安末期の雰囲気と時代劇の空気感が濃厚で、まだ主役が出ていないのにお話としても面白く、感じ入った。特に冒頭の、中井貴一の平忠盛、吹石一恵の白拍子・舞子の緊迫したシーンには、一気に引き込まれた。近年の大河ドラマではあり得なかったシーンであり、やはりこれでなくては、と思う。『風林火山』以来、久々に見続けたいと感じた。
 △『開拓者たち』=『平清盛』と比べると、10分の1も番宣は行われていないが、これも今年からBSプレミアムで4回シリーズで始まった、ドラマである。『開拓者たち』は、旧満州に渡った開拓民が、戦中戦後の混乱を生き延び、引き揚げ後は栃木・那須で開拓民として再出発する物語だが、主役の満島ひかり以外は、名もよく知らない若い役者が、満州開拓民を熱演するところに、いたく感じ入った。貧しかった昭和初期の日本には、選択肢など与えられない中で、満州に渡り、(半強制的な)見合い相手と何とか家庭を築いたと思ったところ、ソ連軍の侵攻により、非常に多くのものを失って、命からがら内地に引き揚げてきた人たちがいた。こういう難しいテーマのドラマを、若い俳優が懸命に演じている。非常に意義深いものがあると感じながら見ている。
posted by 阿波狸 at 11:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月18日

対馬か太平洋か…、天気晴朗ナレドモ波高シ−「第12話 敵艦見ゆ」

 黒溝台会戦、奉天会戦、秋山家のスナップといった前半の陸軍パートを約55分、のこり約35分で後半・海軍パートの「東郷ターン」までを収め、何とか90分でまとめあげた、第12話だった。
 率直に言って、陸軍パートはやはり尺不足、象徴的シーンのみを集めた、大河ドラマの総集編を見ているような感は否めない。あえて言うまでも無く、陸戦パートの映像は終始にわたって完璧だった。しかし残念ながら、騎兵斥候のようにしかみえなかった、永沼挺身隊(とミシチェンコ大襲撃)の話だけでも、通常の大河ドラマの尺である45分やれるようなストーリーのボリュームを綴っているのだから仕方が無いと言えば仕方が無いのだが…、最初で、おそらく最後の「坂の上の雲」ドラマ化の機会であり、「通常の大河ドラマ枠で、一年間・50話やってほしかった」という、残念感がどうも残る。まあ、3年の長きにわたるドラマが、終わりに近づいている寂しさもあるのだが。
 ただ、海軍パートはその大部分を「バルチック艦隊は対馬コースか、太平洋コースか」という、作戦上の悩みに焦点をしぼって展開していた分、まとまりが良く、ドラマらしい面白さが出ていた。惜しむらくは、信濃丸によるバルチック艦隊発見から会敵までを、もう少し丁寧にやってくれればと思ったが、秋山参謀による「天気晴朗ナレドモ波高シ」を付け加えるシーンも決まっていたし、水兵の入浴や甲板清掃といった合戦前準備のシーンなど、良いシーンも多かった。それに、次週に気を持たせるあの終わり方には、笑ってしまった。
 いずれにしても、いよいよ次回で最終回。バルチック艦隊全滅のスペクタクルを堪能したい。 
posted by 阿波狸 at 20:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 「坂の上の雲」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月11日

最高のカタルシス−「第11話 二〇三高地」

 日曜の夕飯時に放映するテレビドラマとしては、超ヘビー級の第11話だった。中でも、二〇三高地での凄惨な白兵戦シーンは、「これテレビで流して、大丈夫なのだろうか?」と、少し心配になったくらいだが、さすがにこれを「面白い」と表現するのは難しく、ただひたすら「凄かった」という思いが、偽らざるところだ。こんなドラマ、NHKと言えども二度とやれないだろう(苦笑)。
 改めて、旅順攻略戦は「物語」の素材として、非常に適したストーリーを持っていると感じた。難戦続きの第三軍司令部の苦悩、刻々と近づくバルチック艦隊、強力兵器・二十八サンチ砲の登場、迫りくる戦機、乃木・児玉の対面、そして二〇三高地攻略へと向かう、一連の流れが、日本人的カタルシスにぴったりはまっている。ドラマの筋書きに対して、史実はどうだったか、そんな下らない事を穿鑿することは、本当にバカバカしいことだ。
 高橋英樹の児玉源太郎は、やや時代劇臭はあったが、貫禄で押し切った感がある。柄本明の乃木希典は軍神ではなく、日本を背負わされた軍司令官を人間として好演していたと思う。あと、出番は少なかったが、大迫第七師団長と、勝野洋の村上第二十八連隊長は、いい味を出していたと思う。それと、二〇三高地に日章旗が立ち、旅順艦隊が炎上していく様は、涙を禁じ得なかった。
 最後に、乃木希典による二〇三高地の視察シーンを入れたことも評価できる。『坂の上の雲』これまでの11話の中で、最高の出来だろうと思う。
posted by 阿波狸 at 20:51| Comment(2) | TrackBack(1) | 「坂の上の雲」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月04日

映像は申し分無いが…「第10話 旅順総攻撃」

 日露戦争の戦場は、陸軍による遼陽・奉天方面の主戦線と旅順攻略戦、そして海軍によるロシア旅順艦隊の封鎖・監視という、3つのパートに大別できる。このことを踏まえた形で、日露戦争についてほとんど予備知識の無い視聴者が見るということを前提に、ストーリーの流れを維持しながら、いかにテレビドラマとして成立させるか、ということが、『坂の上の雲』を映像化する上での大きなハードルだということを、待望の第10話を見て、認識した。
 要するに、3つのパートの関連が、視聴者に伝わったかというと、不安感が残ったような気がするし、また旅順総攻撃のシーンなどのスペクタクル映像は全く申し分ないと思うが、そこにドラマ的醍醐味をどこまで上乗せできたかというと、90分使った割には正直言って、物足りない感じは否めない。黄海海戦や浦塩艦隊の跳梁をバッサリ切り落としたり、旅順攻略を巡る陸軍・海軍双方の焦りにクローズアップするなど工夫の後は多々見られたが、う〜ん、難しい…。阿部好古の存在感は光ったが、まあ、次回に期待しよう。
 ただ、映像的迫力は完璧と言える。映画『二百三高地』では、ひたすら日本兵の集団が機関銃を前に突撃を重ねるという力技が主体であり、あれはあれで迫力はあったが、このドラマは本当に細かい点まで丹念に作り込んでいる。榴散弾の演出なんて、日本映像史上初めてではないだろうか。逆に言えば、スペクタクル映像が濃すぎて、ドラマ演出部分の味が負けたという感じもするくらいだ。この辺りも本当に難しい…。どうも、残念感が残る第10話だった。
posted by 阿波狸 at 20:24| Comment(2) | TrackBack(1) | 「坂の上の雲」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする